進化するブラック企業 これからの労働者としての働き方とは?

 

こんにちはガキスケです。

 

ツイッターで紹介してあるのは昨日ヤフーで紹介されたニュースになります。

 

これはかなり衝撃的な内容です。

 

ベルコ社ニュースのあらすじ 

細かい内容は記事の中身を確認していただきたいのですが、簡潔に説明すると、今の日本の法律は労働者を手厚く守っています。法律は労働組合の設立・参加の自由を認めています。これにより企業は組合の設立や参加を理由に労働者を解雇できません。

 

しかし、今回のケースはトリッキーです。ベルコ社と解雇された労働者は直接雇用関係を結んでいません。労働者は支店と雇用関係にあり、支店はベルコ社とは形式上は独立した組織になります。

 

形式上通りであるならば、労働法は適用されません。つまり、今回のような解雇も可能なわけです。これを理由に地裁は解雇は合法としたわけです。

 

ただし、それはあくまで支店とベルコが独立した組織であることが大前提です。

 

記事の内容の通り支部に裁量性がなければ、それは偽装請負です。つまり解雇された方々は事実上ベルコ社の従業員であり、解雇は不当行為になります。

 

今後の影響

この問題は最高裁までもつれることになるでしょう。ベルコ方式が認定されれば、簡単に労働者を解雇できるシステムが日本にできちゃうわけです。というか現状は暫定的とはいえそのシステムが認められました。

 

今後は、自分が結んだ雇用契約が実は全然知らない企業と結ぶことになる。そんな事例が増えることになりそうですね。これまで企業側に対して反発することが労働者が許されましたが、今回の判例により反発することすら許されなくなります。

 

かなり滅茶苦茶な判例だなとガキスケは思いますね。

 

ただし、今結んでいる雇用契約がある日突然知らない会社と雇用契約を結ぶということにはなりません。現在の就業を継続される方はとりあえず安心して大丈夫です。

 

今後の労働者の働き方は

 なんというかこれまで日本は「就社」という概念がまだありましたが、今回の判例で私は「就社」という概念は死語になると思うのですよね。

 

つまりこれからは、「就職」という概念のほうが重要で、営業、物流、製造、会計、設計、なんでもいいのですけど専門分野にこだわるキャリアプランに切り替えないと就社型サラリーマンは今後ジェノサイドコースになりそうです。

 

就職の良いところは、あくまでこだわるのは職種であり会社ではありません。私の経験ですけど、自分が売れるものをしっかりアピールすれば転職はしやすいです。更にこだわる点は職種だけですので、それ以外こだわる必要はありません。

 

なので自分の専門性を活かせるなら日本にこだわる必要もないわけです。

 

ここまで労働者の権利を破棄させる判例が出たのであれば、私はもう日本に安定を求める必要性は更になくなったと思います。

 

もちろん、優良企業で満足に働けているかたはそのままが最善です。しかし、ブラック企業の泥沼に陥ってるかたは、あえて日本で働き続ける必要はないと思います。

 

つまりあくまで選択肢の一つですが、日本見限って海外に出ちゃってもいいわけです。

 

海外の特にアジア圏であれば、名目の賃金は日本よりか下がることになります。

 

ですが、物価は低いので日本よりか貯金することも可能です。

 

ガキスケの場合はタイでのサラリーは微々たるものですが、月々10万くらいは貯金してます。毎月かなり遊んでそれくらいの貯金なので悪くはない生活です。いくら貯金ができるかは収入額や出費に応じて変わりますが、自由気ままに遊びながら貯金するなら、タイでは7万バーツで月5万円くらいはできると思いますね。

 

ただし、海外で働くためにはやはり英語力は必要ですね。

 

ガキスケもタイ語はできなくて不便しつつも、英語でなんとかなっている面は多分にあります。タイ語も勉強中ですので、タイ語で日常会話くらいできるようになれば、こちらの活躍の場は更に広がるでしょうね。

 

なので将来に不安を感じる人は「就社」という概念は捨てて、「就職」に拘り専門分野で経験を積むようにしましょう。そして、活躍の場を広げるため英語ができない人は英会話学習を、英語ができる人はどこか働きたい国の言葉を学習しよう。

 

こうすることで、自分が活躍できる場を各段に広げることができます。

 

|海外の職探しは

ガキスケは「カモメアジア」という転職サイトで今の仕事を見つけタイにきました。

 

今すぐ、海外に行く気がないという人も関心がある人はこのサイトの求人を見てみましょう。どういった職種にニーズがあるか。自分はどの分野で経験を積むのが良いのかの参考になりますよ。