辞めさせてくれない会社の辞め方

日本では仕事を辞めたくても、なかなか辞めさせてくれないケースが多く困ってる人が多いようです。

というわけで会社の辞め方を紹介します。

1. 雇用契約は無期か有期か?

まず、会社を辞める場合ですが退職意思のある社員の雇用契約が無期雇用か有期雇用かによって対応が変わってきます。

2. 無期雇用の場合

無期雇用、一般的には正社員と言われる雇用契約では法律上は2週間前に退職の意思を口頭でも伝えれば、辞めることができます。

ただし、この場合気をつけるべきは全く引き継ぎをしないで会社に損害を負わせることをすると賠償請求される場合があります。引継ぎが必要ないなら問題ないですが、必要である場合は会社規定に則った事前通知が無難です。

3. 有期雇用の場合

有期雇用の場合は一方的に労働者側から雇用契約終了はできません。期間まで労働する義務が労働者にはあります。

ただし、一方的に退職できないのであって雇用者から合意を得られれば満期まで待たなくても退職することができます。

途中退職が難しければ満期まで働き、更新はしない旨会社にその意思を伝えてください。

4. 無期雇用で退職させてくれない場合

無期雇用で退職させてくれない場合、上司を飛び越えて直接人事と退職の話をしてください。 殆どのケースでは人事が解決してくれます。

個人経営で人事と上司が同じ人であったり、人事と話をしても進展がない場合は労働基準監督署、弁護士、または労働組合に相談してください。

そして、会社側には改めて「労基署(または弁護士、労組)に相談した結果、退職できると言われましたので退職させてください」と伝えれば会社側は折れるはずです。

辞めることは法律で保障された労働者の権利です。外部を絡めれば会社側としても、それ以上の抵抗は普通はしません。

しかし万が一、それでも退職の話を無視するなら、改めてその旨、労基、弁護士または労組に相談しましょう。