タイでの新規飛び込み営業のお話だよ

タイに来てからもうすぐで一年

 

当初は物流センター管理の仕事をメインに行う予定できたが、悲しいかなその仕事は流れ飛び込み営業をすることに。望まない職責を負わされたことは非常に腹立たしくもあったが、しゃないやね^^;

 

タイでの転職も考えたけど、環境がわからずにむやに動くのリスキーなので、これも経験とタイで営業をしている(営業以外の仕事もやったりしてるけどね。)

 

うちの会社は基本的に人を育てることはしないので、会社説明もなく住宅・携帯・車と電話帳を渡されだけで、あとは営業やってくださいというスタンス。今、思えば頓珍漢な営業していたけど(今でもか)、それもしゃないか(笑)

 

□飛び込み営業実績

今年のタイでの飛び込み営業の件数44件に対して、見積もり依頼は7件、成約は1件。もう少し飛び込み件数を増やしたいところではあるが、営業だけやってるわけではないから仕方がないか。

 

とりあえず、飛び込みではなかなか取れないといわれながらも、まったく取れないこともないといったところかね。

 

□タイの訪問調整の実態

タイでは渋滞が多いので、バンコクに行くと1日おおくても3件が限界かな。

面談予定に1時間、移動に1時間とすると

 

午前面談:10時ー11時

午後面談:13時30分ー14時30分

移動時間:14時30分ー15時30分

午後面談2:15時30分―16時30分

 

という感じになる。

 

タイではどうしても渋滞が多く、

バンコクでの営業はどうしても時間がかかるのが大変ですね^^;

 

もっとも、客の都合もあるので、同じ日にピンポイントに予定をとるのもなかなかできないのが現実でもありますが・・・

 

BTSで行けるなら、それが一番早い方法でしょうね。ほかにもバイク便で行く方法もありますが、あれは事故も発生しやすいので、乗らないほうがいいっすよ。

 

□営業内容と業界はなし

私が主に提案しているサービスは物流(輸送・保管・輸出入)・機械据付を主に提案している。とはいえ、客から見積もり依頼の多い輸出入や機械据え付けは専門外なので、よく見積もり依頼が取れているなと感じ。(ちなみに成約は機械据付です)。

 

タイはすでに安定成長に入っているので、どこに飛び込みしても大型案件はないという返事が多いですね。まあ、工場の進出も落ち着けば設備の導入案件は減少するのは当然か。これからは、定期的な入れ替えによる案件や事業移転・レイアウト変更による案件が増えるんかね。

 

ただ据え付けという仕事もローカル企業が対応でき始めているし、やがては日系企業がタイで据え付け事業を行うのは難しい日がやってくるだろうね。日本人がいるだけで、コストが高くはなるので、年月とともにローカル企業の品質が向上することで、この据え付けビジネスから日本人は追い出されることになるんでないかな。

 

前回のブログでも書いたけど、日本企業とかタイ企業とか関係なくタイ市場は多くの市場がレッドオーシャン化しており、差別化をしなければ新たな開拓は難しい。特にコスト面の差別化できないと、なかなか新規開拓をするのは難しいだろうね。

 

□ガキスケの今後の戦略

これまではガキスケは自社の強みである機械据え付けの販売に特化するため、機械メーカー・機械商社に飛び込みをしてきた。タイに関して何の知識もなく始めたことなので、飛び込みしながら機械や物流業界のことも分かってきたことは

 

普通の倉庫・陸送サービスはローカルが安すぎてビジネスとしてはムリゲー

 

なことはよくわかりました。まあ、この手の伝統的か単純なサービス提供は自国の人でもできるので、あえて外資が首を突っ込む領域でもないのかもね。外資がこの国でやるべきはタイローカルが持たざる技術の提供

 

これを主軸にしないと、ビジネス開拓は難しいやね。

 

うちの会社の強みは重量物の保管・荷役が得意分野であることは間違いないので、基本路線はこの分野で物流も攻めるしかないだろう。これまで、メーカー中心に物流提案をしたが、近隣界隈はほぼ全滅したため、とりあえず物流会社に下請けとしてサービス提案を行いつつ、情報収集を行おうと思う。