日本を出てから思う日本人の特徴

 

 

□妬みが強い

私は日本人待遇という条件で雇用されています。そのため、現地のタイ人とは待遇は異なります。まあ私のほうが待遇は全然良いわけです。

 

そんな感じですが、意外とタイ人のスタッフは普通に接してくれます。これが、日本だと非正規の人たちも中には正社員に対して妬む発言をする人がいたり、かなり距離を置く人がいたり、距離感は感じながら仕事を共にしていました。

 

ただ、タイの人達はごくごく自然に接してくれる人が多く、妬みなどのストレスはなく職場にいることができるのはありがたいですね。

 

実はこの話は、他の日本人も同じ見解をいう人がいて、こちらの人は「自分は自分、他人は他人」と割り切って考えるそうです。また、実は福沢諭吉も「日本人は妬みぶかい」と評していたことから、日本人の妬みは諸外国と比較すると独特なのでしょうね。

 

□スーツ好き

タイでスーツ着てるのは、ほとんどが日本人だけかもしれないですね。こっちだと男性も私服に人が多いですね。ネクタイはほぼいないです。まあタイは暑いですから、1年中クールビズなんでしょう、素晴らしい。

 

先日、日本に帰国した際にスーツ着ている人の多さにビックリはしましたね。まあ、あれだけ回りがスーツを着ると、スーツ着るのが当たり前という感じになっちゃうのでしょうね。個人的には、客と会うことがない人は私服で仕事してよいのではないかと思いますね。

 

□型にはめたがる

「~べき論」というのがあるくらい、型にはめたがるのが好きですね。名刺交換しかり、スーツしかり、集団と違う存在はどうも日本では「悪」になってしまう傾向があるように感じます。

 

私はこの型にはめたがる性格は、日本に住んでいて息苦しさを感じた点であり、また、日本が多用性を失い経済発展できない一つの要因だなと思ってます。

 

型には無理にはめず、特に若い人には失敗という経験をさせるためにも、自分とは異なる流儀を認めることも必要だとは思います。ビジネスメールも若い人同士なら絵文字でやりとりもアリにしても良いとは思う。

 

実際、タイではlineでスタンプつきで客と話すこともありますから(笑)

 

□統率が取れている

良くも悪くも、日本人は統率が取れています。これも一つの同調圧力の影響ですが、タイに来てみると、日本人の交通ルールを順守する姿勢は素晴らしいと思いますね。

 

タイは交通事故での死亡事故は世界一ですが、それもそのはず。タイの交通事情はケイオスです。高速で車間短い、バイクの逆走当たり前、夜間ライトなし、ウィンカーつけない(あてにならない)などなど

 

これで事故しなかったら不思議だよという環境なので、とにかく事故はタイでは多いです。接触事故現場は私も週に一回くらいはでくわしますね。

 

□ハエが日本では少ない

日本でも昔はハエは結構いたそうです。「五月蠅い(うるさい)」なんて言葉があるように、ハエが特に多い時期もあったんでしょうね。

 

日本でハエが少ない理由は、ハエがわく前にゴミを収集してくれる。また、住民もそのルールを順守しているためだとか。皆がルールを従うからこそ、なせる業もありますが、行政の衛星面の管理にも感謝ですね。日本人は行政サービスにもっと感謝したほうがいいよ。

 

□まとめ

日本人は「同じであるべき」という同調圧力が良くも悪くも日本社会の形成をしている。街の衛生面や交通ルールなど安全衛生では、日本民族の特徴はよく反映されている。

 

一方で、その民族性は個の尊重を排他する特徴もあり、日本で生きることに対して息苦しさや、多様性の喪失へつながっている。

 

個人的には多少不便でもタイの生活のほうがあっているので、私の性格はタイ向きかなと思ってますね。まあ、このあたりは人それぞれでしょう。